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投稿日時:2015/10/11

第77回全国都市問題会議・行政視察 2日目

   2日目の9日は、全国都市問題会議パネルディスカッションが行われました。辻卓也一橋大学副学長がコーディネーターとなり、先進市の市長、地域交通、スポーツ、地域再生の専門家の皆さんに、それぞれの立場からの発言を聞かせて頂きました。

   各氏の取り組みは非常に参考になるものでありましたが、個々の報告の時間が長く、肝心のディスカッションの時間がなかったことは残念でした。(昨年の会議では、会場からの質問に答える場面もありましたが、今年は時間が足りなく質疑応答もありませんでした。)

   パネルディスカッション終了後、閉会式となり次期開催市である大森雅夫岡山市長の挨拶と日本都市センター理事長の大西秀人高松市長の閉会挨拶で終了となりました。

   閉会式終了後、長野市主催の行政視察に参加しました。長野市らしく、善光寺やそば打ちなどの観光行政のコースに人気が集中しておりましたが、私は長野市が進める「緑育」の取り組みを視察してまいりました。

   南長野運動公園(サッカー場、野球場)の施設見学の後、長野市が緑育の拠点として整備した篠ノ井中央公園管理棟で緑育協会「ながの花と緑そして人を育てる学校」の矢澤秀成校長の講義を受け、公園内を見学致しました。

   矢澤校長の『人は花を育てる 花は人を育てる』という強い思いのもと、市民の皆さんと様々な事業を展開する姿勢は市民協働の成功事例の一つであろうと思いました。公園内の草花は、事業の一環として市民の皆様が植えられたもので、芝生の下などには数万個のクロッカスやチューリップの球根が植えられているそうです。春になり、自分が植えたチューリップが咲いた時の感動は素晴らしいものだと思います。

   また、市民会館の建て替えにより伐採される予定だったイチョウや道路拡幅工事で不要となった街路樹を公園に移植する「樹木のリサイクル」は、ユニークな取り組みだと思いました。視察の最後には、矢澤校長と供に茶臼山自然植物園を視察し、長野駅から帰路につきました。充実した2日間となりました。視察と会議で得たものを活かし、更なるまちづくりに取り組んでまいります。

 

 


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