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令和２年４月３０日（木）

　大型連休が始まりましたが、今年は埼玉県を含む１都３県で「ステイホーム週間」と名付けたキャンペーンを実施しています。爆発的な感染拡大とならないための取組として、道路の通行規制や公営駐車場を閉鎖している自治体のことが報道されています。市でも、多くの公共施設を５月３１日（日）まで休館とさせて頂いております。また、本日から都市公園にある遊具につきましても使用休止とさせて頂きました。

　「ステイホーム週間」につきましては、私もホームページで皆様にご協力をお願いしているところですが、本日から防災無線を使った呼びかけを開始致しました。大型連休中は、皆様ご自身と大切な方の命を守るため、今、最も大事なことは家にいて頂くことです。皆様のご協力をお願い致します。

　昨日、県から県内で新たに１５名の方が感染したとの情報がありました。白岡の３０代男性の方も感染してしまいましたが、１日も早い回復を願っております。先日、県には、感染確認後に自宅待機とする方をなくして頂くことや感染情報等について可能な限り詳細な情報を頂けるように要望したところです。また、日夜、新型コロナウイルス感染症の治療等に当たって下さっている医療関係者の皆様に心より敬意を表しますとともに、安全を願うばかりです。

令和２年４月２９日（水）

　緊急事態宣言の発令から昨日で３週間が経過いたしました。先週は新型コロナウイルス感染症の感染が鈍化傾向にあるような報道もございましたが、なかなか増加に歯止めがかかっていません。

　今日は、昭和の日ですが、市役所でも一部の職員が出勤し業務に当たっていました。私も、職員との打ち合わせなどもあり出勤いたしました。職員には、緊急事態宣言の期間中の計画的な年次休暇を促すとともに、土日の振替・休日の代替日指定など出勤の分散を図り、３密を低減させるように約２週間前から取り組んでいるところです。また、職務場所についても会議室を臨時の仕事場として分散勤務を行い、接触機会を低減させるようにしています。これらは、職員が集団感染し庁舎を閉鎖する事態になった場合、業務が停止して市民の皆さんに迷惑をおかけする事態にならないようにしている取り組みの一つですので、ご理解をお願い致します。

　さて、東京を中心に大型連休を「ステイホーム週間」とし、埼玉を含む一都三県でキャンペーンを展開しております。私も、感染リスクを抑えるために、出来る限り家にいようと呼び掛けを行っています。家族の憩いの場となっている市内の都市公園についても、更なる感染拡大防止を図るため、明日の３０日（木）から遊具の使用を休止させていただきますので、ご理解・ご協力をお願い致します。　

　５月１日（金）には、新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第７回）を開催する予定でおります。

令和２年４月２７日（月）

　２５日（土）から、一都三県共同キャンペーンの「いのちを守るSTAY HOME週間」が始まりました。皆さんの命を守るため、大型連休は家で過ごしましょう。皆さんのご理解とご協力に感謝いたします。

　本日は、過日２４日（金）にブログに書き込みました市の独自施策である「ひとり親家庭子育て支援臨時給付金」についてスピード感を持って支給するため、市議会にご協力を頂だき、令和２年度一般関係補正予算を専決処分しました。事業費は約１千万円で、対象となる児童扶養手当受給者の方の支給口座に子供一人当たり２万円を振り込み致します。

　また、この一般会計補正予算には、国会で３０日（木）の補正予算成立を目指している、一人１０万円を給付する支援策の「特別定額給付金（仮称）事業」も含まれており、歳入歳出それぞれ５３億１７３万５千円を追加し、総額を２０２億４,５７３万５千円とするものです。市では、皆さんのお手元に早くお届けできるように、商工観光課内に「新型コロナウイルス緊急経済支援室」を新設し、本日付けで担当職員の辞令を交付したところです。

　感染症から自分と大切な人の命を守るため、手洗い・うがいをしてこまめに換気を行いましょう。写真は、東北自動車道東側に白岡宮代線の橋脚が立ち上がったものです。

令和２年４月２４日（金）

　２０日（月）に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」が閣議決定されました。一人１０万円を給付する支援策の「特別定額給付金（仮称）事業」など、市が窓口となるに当たり、来週２７日（月）付けで商工観光課内に「新型コロナウイルス緊急経済支援室」を設置することにしました。また、市独自の施策として、児童扶養手当を受給されている世帯に「ひとり親家族子育て支援臨時給付金」を支給することに致しました。

　本市において、新型コロナウイルス感染症の方がお亡くなりになったとの報道があり、市民の皆さんからご意見やご心配のお声を頂きました。県には、感染確認後に自宅待機とする感染者の方をなくすように努めて頂くことや、市民の感染情報等については可能な限り詳細な情報を頂けるように緊急要望を提出したところです。また、本日は、白岡市議会の皆さんから、新型コロナウイルス対策に関する要望書を頂きました。

　これから大型連休を迎えるわけですが、買い物や公園などといった身近な空間での密集にも気をつけてください。我慢の時期ですが、ご自身と大切な人を守ることになりますので、ご理解・ご協力をお願い致します。

令和２年４月２２日（水）

　新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、埼玉県を含む７都府県に緊急事態宣言が発令されてから、２週間が経過しました。埼玉県では、不要不急の外出自粛や生活必需品を扱わない商業施設などの営業休止などをお願いしているところです。都市部の駅前では人出が減少しているようですが、ス－パ－などの小売店には人が集まり、密閉・密集・密接の３密状態が心配されています。３密状態は、感染リスクが高くなる危険があります。

　感染が広がり、ス－パ－などの生活必需品を扱う店舗の営業が休止となると、それこそ大変なことになります。市でも、防災無線や安心安全メ－ル等により、不要不急の外出自粛を呼び掛けているところです。皆様のご協力に感謝致します。

　また、政府から国民に一律１０万円を給付する支援策について、手続きの概要が出ました。世帯全員の名前が記載された申請書を各世帯に送り、世帯主が振込先などの必要事項を記入して返送することになるようです。この事務作業にあたる部署を決め人員を確保するため、また市からの支援策について、新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第６回）を開催しました。これまでにも、国県の支援策等が発表される度に、まずは市で出来ることをやっていこうと議論してきたところです。

　このところ埼玉県内の感染者数は２桁台で推移しており、昨日２１日公表が１０名で合計６８９名の感染が確認されています。緊急事態宣言が全面解除となるか分かりませんが、期限の５月６日まで折り返し地点を過ぎました。そんな中、夜、白岡市在住の方が亡くなられたとの知らせがありました。亡くなられた方のご冥福をお祈り致しますと共に、職員と一丸となって力を尽くしてまいります。

令和２年４月２２日（水）

　毎年恒例となりました白岡市観光協会主催の観光写真コンテストが行われました。早いものでもう８回目だそうです。２月末日まで募集したところ、３９名の方から８７作品の応募がございました。ありがとうございました。

　観光協会では、例年ですと審査会を実施して入選・入賞作品を決定しておりましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から審査会は実施せず、１３日（月）から審査員がそれぞれ別の日時に個別で審査を行い、２０日（月）に最終審査が終了し、入選・入賞作品が決定したとの報告を頂いたところです。どの作品も素晴らしく、自然豊かな白岡を映し出した力作ばかりでした。私も審査員の一人として、市内の風景・祭りなど白岡の観光ＰＲに適切だと思われる写真かどうかを基準の一つとして、選ばせて頂きました。たくさんの写真に触れているうちに、「あんなこともあったな」と昨年一年間の出来事を思い出すことができました。

　先日、天皇陛下が即位後初めて皇居内の苗代で種もみを蒔かれたとの報道がありましたが、応募頂いた中に田植えをしている子どもたちの写真がありました。季節柄、写真に目がいきました。最近は、携帯やスマ－トフォンの普及やカメラの小型化・性能の向上で、思い出をきれいな形で残せるようになりました。このコンテストで入選・入賞した写真は、毎年白岡駅に展示するほか、観光協会と商工会が共同で出しているカレンダ－「白岡の四季」などに使用させて頂いています。不要不急の外出や、多くの人が集まるイベント等の開催の自粛を要請しておりますが、１日も早く市民の皆様が笑顔溢れる写真を撮ることができることを願っております。

令和２年４月１６日（木）

　４月７日の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令から１０日となりました本日、ついに全国に緊急事態宣言が出されました。

また、国では、国民１人当たり１０万円を支給することも決定致しました。この新型コロナウイルスは、人の健康と命に係わると同時に、地域の行事や経済活動にも大きな影響を及ぼしています。

　政府は、事業規模で１０８兆円の経済対策を取りまとめ、減収に見舞われた人や企業を支援する施策の検討を進めています。市では、本日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第５回）を開催し、市が窓口になった場合の対応や出来る事などについて検討を行ったところです。市では、市役所が新たな感染者集団とならない様に、人と人との接触を低減させる取組を開始しております。これまでに、柔軟な昼休みの取得、概ね１時間に２回以上の換気、残業せずに早期帰宅などに努めてきたところです。

　１４日（火）には、１階窓口で感染を防止しながら業務が行えるように、カウンタ－に飛沫感染防止用の透明なシ－トを設置致しました。資材が不足しているなか、農業用のシ－トを活用するなど職員が工夫を凝らして設置してくれました。また、緊急事態宣言の期間中の計画的な年次休暇を促すとともに、土日の振替・休日の代休日の指定など出勤の分散を図り、職員の密度を低減させるようにしています。他にも、臨時の仕事場として会議室を確保し、職員の分散勤務を行っております。皆様には、ストレスのある日々が続きますが、引き続きご理解とご協力をお願い致します。

令和２年４月１４日（火）

　新型コロナウイルスの感染拡大が続いております。埼玉県では、新型コロナウイルスに関連した感染症の症例が１０例確認されました。これまでの埼玉県内の陽性確認者数は４３３名となっており、その内５２名の方が回復し退院されています。

　白岡市におきましては２例目が確認されており、確認された方は２０代の女性、発症時の症状が全身倦怠感、咽頭痛、味覚・嗅覚障害といった内容でした。今は、皆さんが感染しないことがもっとも効果的な拡大防止策です。「うつらない」「うつさない」ことで、大切なご家族や友人を守ることができます。そのためにも、こまめな手洗いや消毒、咳エチケットなどの感染予防策を徹底しましょう。そして、不要不急な集まりを避け人混みをできるだけ避けてくださいますようお願いします。また、発熱などの風邪症状があるときは学校や会社を休み外出を控えてください。

　企業や団体におきましては、感染拡大防止を図り、大切な職員やその家族を守るため、休みやすい環境を整えてくださいますようお願い致します。ただいま、白岡市では、新型コロナウイルスの感染症緊急経済対策の取り扱い窓口の設置を検討しております。また、市役所内の感染拡大防止対策として、各課等における職員の密度を低減させ、職員同士の接触機会を低減させるため、出勤の分散、執務場所の分散、換気の徹底、飛沫感染の防止をおこないます。さらに、教職員においては、自宅勤務の実施や時差出勤の実施をおこないます。新型コロナウイルス感染症によって、不安やストレスを感じることが増えていますが、冷静さを失わず他人を思いやる気持ちを忘れずに皆で力を合わせて困難を乗り越えていきましょう。

令和２年４月１２日（日）

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言後初の土曜日曜日に入りました。政府は、秋篠宮殿下が皇位継承順位１位になられたことを国民に広く示す１９日の「立皇嗣の礼」の延期を検討に入ったとのニュ－スがありました。当市でも、「密閉」「密集」「密接」の３密となるおそれのある地域や団体の行事等についても、ほとんどのものを中止・延期としております。

　１０日の朝刊に、国際通貨基金のゲオルギエバ専務理事が、今年の世界経済は世界大恐慌以来、短期的には最悪の不景気に陥るとの見通しを示しました。同日に日本銀行が発表した４月の地域経済報告でも、リ－マンショック以来となる全地域の景気判断を同時に引き下げています。

　なお、政府は７日の臨時閣議で、事業規模が国内総生産の約２割となる１０８兆円となる過去最大規模の緊急経済対策と補正予算案を決定しました。市では、国・県の動きを注視して情報収集に努めており、遅滞なく対応できるように検討を始めているところです。また、職員への感染拡大による行政サ－ビスの停滞とならないように、昼食時間の柔軟な対応や休暇の活用による３密の防止、定時退庁による健康維持に努めるように指示しております。１０日には、今週の新型コロナウイルス感染症対策本部会議に向け、幹部職員との意見交換を行いました。

　国の総力を挙げての感染症対策は、１１日の報道では東京都は４日連続して感染者が増加しておるとのことですが、１２日は、１６６名となりました。長期にわたる戦いとなっておりますが、皆様の命と健康を守るため、引き続き適切な行動にご協力をお願い致します。季節は、日々温かくなりましたが、今日は寒い一日となりましたが地元では、早朝から用排水路さらいを行いその後須郷高岩１地域資源保全協議会通常総会を一級河川の橋の上で立って行いました。もう少しで田には水がひかれ田植えの季節を迎えます。

令和２年４月８日（水）

　本日は、とても良い気候となりました。昨年１２月に中国で原因不明の肺炎（新型コロナウイルス感染症）が発生したとのニュ－スから４か月が経過します。世界で１４０万人以上に感染が拡大し、日本でも約４５００人もの感染が確認されています。埼玉県内でも２００人を超える感染者が発生しています。

　昨日７日、安倍首相は、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令しました。対象は埼玉県を含む７都府県とし、期間は５月６日（水・振替休日）までと定めています。また、大野埼玉県知事が県内全域に対して、①外出自粛を要請➁多数の者が参加するイベント開催の自粛➂県立学校への休業要請④生活必需品の物資確保要請の４項目について、緊急事態措置を実施することにしました。

　市でも、本日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議（第４回）を開催しました。これまでにも、人と人との接触の機会を減らし、新型コロナウイルスの感染拡大を防止の観点から、市が開催するイベントの中止・延期、一部の公共施設の休館、小・中学校の休業、不要不急の外出自粛などをお願いしてまいりました。引き続き施設の休館情報やイベントの中止・延期情報、小・中学校の休業期間等につきましては、ホ－ムペ－ジ等でお知らせしてまいります。

　また、市では既に７日に緊急事態宣言が発令されるとの情報がありましたことから、小・中学校の臨時休業期間について５月６日（水・振替休日）まで延長することを決定し、昨日のうちに保護者の皆様等にお知らせしたところです。

市民の皆様には、これまでのご協力に感謝申し上げます。引き続き不便をおかけ致しますが、皆様の健康と生命を守るための措置ですので、何卒ご理解とご協力をお願い致します。

令和２年４月６日（月）

　庁舎内のけや木や銀杏の木々は新芽の季節を迎える頃となりましたが、はや八重桜が綺麗な花を咲かせております。また、都市計画道路白岡宮代線の工事も進み春めいてきました。本日６日から１５日まで、春の交通安全運動が実施されます。昨年、埼玉県では自転車の死亡事故が多かったことから、埼玉県警は「自転車乗用中の交通事故防止」を重点においています。

　例年ですと、久喜警察署主催の「春の全国交通安全運動出発式」が開催され、交通安全関係団体の皆様と八幡公園周辺で「春の全国交通安全運動街頭指導」を行っておりましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、中止となりました。しかしながら、死傷者を出さないように、久喜警察署をはじめ交通安全関係団体の皆様方とさらなる連携を深め、交通安全を呼び掛けてまいりたいと思います。

　なお、明日にも、安倍首相が改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく、緊急事態宣言を出すとの報道がありました。緊急事態宣言という言葉を私が、無意識に口にしましたのが２月２２日自由民主党白岡支部定期大会においてでした。あれから今日迄に緊急事態宣言がないことを願ってまいりましたが、とうとう緊急事態宣言がなされることとなりました。緊急事態宣言が出されると、対象自治体の知事権限が強化され大野埼玉県知事から人が多く集まる場所の使用制限などを要請等できるようになります。白岡市対策本部会議では、埼玉県も対象区域となることを念頭におき、様々な点について準備を進めております。

令和２年４月３（金）

　１日の世界保健機関（ＷＨＯ）の会見で、テドロス事務局長は「数日内に新型コロナウイルスの感染者は１００万人、死者は５万人を超えるだろう」と述べていました。世界的に感染拡大の勢いが止まりません。日本でも感染者が２,６００人を超え、６５人の方が亡くなられています。

　昨日２日、埼玉県は対策本部会議を開催し、休校中の県立中学校・高等学校の再開時期は４月１３日（月）を目指す方針としました。また、県民に対しても、先週末に続き４月１９日（日）までの週末について、外出自粛の要請を決めています。

　市では、県の方針を受け、本日３日に感染症対策本部会議（第３回）を開催し対応を協議しました。現在の市内の感染状況や近隣自治体の状況を見ながら慎重に判断した結果、県の方針に準じることとしました。小・中学校については、８日に入学式と始業式を短時間で実施し、９日（木）と１０日（金）は臨時休校とします。また、一部の公共施設は現在１５日(水）まで休館にしておりますが、３０日（木）まで延長することにします。

　これらの休館や中止・延期するイベント情報は、ホ－ムペ－ジの「新型コロナウイルスに関する情報について」等に掲載していきます。市民の皆さんには、引き続き手洗いや咳エチケットなどの感染症対策に努めてください。特に石鹼による手洗いを頻回に行いましょう。

令和３年４月１日(水)

　本日は、年度始めですので新規採用職員１９名を含む１７８名に辞令を交付致しました。なお、毎年度、年度始めに開催している訓示式について、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年度は辞令交付式において開催したところです。折しも、令和となってはじめての新年度を迎えました。新しい時代の中で、時期を逸することなく、スピ－ド感を持って、本市の実情や市民ニ－ズに応じた市政運営に努めてまいります。

　さて、新たにお迎えした埼玉県及び埼玉県教育委員会から派遣された皆さんには、今までの職場で培った力を白岡市の発展のために存分に発揮して頂くことをご期待申し上げます。新規採用職員の皆さんは、白岡市職員としての強い自覚と誇りをもって、市民の皆様のために力を尽くしてください。そのために、一日も早く職場に慣れるとともに上司や先輩職員の指導のもと、白岡市職員としての心構えや地方公務員として必要な知識、技術を身につけてください。

　次に、年度始めですので職員の皆さんにいくつかお願いを申し上げました。私は市長に就任以来、「住民福祉の向上こそが行政の最大の使命であり、また行政は最大のサ－ビス産業である」との確信のもと、市政運営に取り組んでまいりました。皆さんにも、市役所などにお越しになる市民の皆様お一人おひとりに誠意を持って対応して頂きたいと思っています。一人の職員の対応によって市役所全体が評価されることになりますので、一人ひとりが市役所を代表して市民と向き合っているということを念頭に置き、相手の立場に立って丁寧に接してください。

　そして、市民の皆様との信頼関係を堅持してください。ひとたび、職員の不祥事などが発生すると、市に対する信用や信頼が失墜します。信用や信頼というものは、おいそれと得られるものではなく長年にわたる誠実な仕事の積み重ねにより、しだい、しだいに養われていくものです。法令を遵守しまた職責についての強い自覚を持って、市民の皆様との信頼関係を堅持してください。

　次に、危機管理の強化です。危機は自然災害だけでなく、日常業務の中でも起こり得るものです。危機管理において重要なことは、まず危機を予測し防止に努めることです。そのためには、危機を危機として認識する目を養い、危機への対応がどのような影響や結果をもたらすかを推察する力を持ってください。万が一、事案が発生してしまった場合には、危機の本質を把握し縦割り行政的ではなく、市の総合力が発揮できる体制を早期に整えることが重要です。スピード感を持って対応し、被害を最小限にとどめることができるよう、普段から備えてください。

　現在、新型コロナウイルスによる感染症拡大が深刻な問題となっており、国、県、市において様々な対策を講じています。市と致しましても、市民の皆様の暮らしと健康を守るため、引き続き危機管理を強化してまいります。最後に、健康には十分気をつけ各自で体調管理に努めてください。万が一、体調が悪くなった場合は、しっかりと休養することまたそのような場合に備えて、日頃から課内で情報共有に努めるなど職場の体制を整えてください。いくつかお願いを申し上げましたが、私は今年度も市民本位の行政運営に徹し、市民の皆様が将来にわたり安心して住み続けることのできる「うるおいとやすらぎの生活未来都市」を目指して、白岡市のまちづくりに力を尽くしてまいりますので、引き続き皆さんのご協力をお願い申し上げます。本日も、年度初めての蓮田白岡衛生組合の辞令交付式にまいりました。写真の花は、高台橋に咲く見事な花の競演です。

令和２年３月３１日(火)

　本日は、年度末ですので辞令交付式を執り行いました。また、毎年度、職員が就業時間後に開催している「退職等職員を送る会」については、新型コロナウイルスによる感染症拡大防止の観点から、この辞令交付式において併せて開催致しました。本日を持って１８名の皆さんが退職され、２名の皆さんが派遣元に帰任されます。また、新たに２名が埼玉県へ派遣となります。

　大変さびしく思いますが、いずれの皆さんも白岡市政進展のために、長年、ご尽力を賜った方ばかりです。改めて敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げます。本日を持って退職される皆様の送別の席に臨みますと、皆さんと市政運営について議論を交わしたこと、また市の未来について語り合ったことが昨日のことのように思い出され、なつかしい思いでいっぱいです。今後は、それぞれのお立場から、一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　また、白岡市から派遣元へ帰任される皆様におかれましては、これまでの職場での経験を生かして白岡市職員への指導やアドバイスを頂くなど、白岡市政進展に大きくご貢献頂き、誠にありがとうございました。次に、市から埼玉県へ派遣となる２名の職員については、健康に十分留意しおおいに他の組織の事務を学び、その成果を持ち帰って頂きたいと思います。新天地でのご活躍を期待しています。

　皆様におかれましては、市制施行による白岡市誕生までの長い道のりにおいて、またその後の白岡市政進展のため、惜しみないご努力とご貢献を頂きましたことに重ねて深く感謝申し上げるとともに、ますますのご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。なお、本日は蓮田白岡衛生組合においても、辞令交付式が執り行われました。

令和２年３月３０日（月）

　先週末は、新型コロナウイルス感染拡大により埼玉をはじめとする首都圏の５都県が連携し、不要不急な外出を控えるよう求めた外出自粛要請が出されました。市でも第２回の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。状況が刻々と変化しており、これまでの新型コロナウイルス感染症対策会議から対策本部会議に移行したところです。

　市内小・中学校は、児童生徒の健康・安全の確保のため、３月２日から２６日まで臨時休業とし４月７日まで春休み期間中です。国では、学校再開について、４月当初に専門家の助言を受けて判断していく事としており、埼玉県でもそれを受け４月初めに学校再開の可否について判断するとしております。市でも周囲の状況から早期の学校再開は無理としつつも、国・県のこれらの方針等を踏まえて判断し周知を図ってまいります。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東京五輪が史上初の延期となっておりましたが、来年７月２３日に開幕し８月８日に閉幕することが決定しました。パラリンピックについても、８月２４日に開幕し９月５日に閉会することが決定しました。本当に早期に終息することを願うばかりです。