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投稿日時:2019/11/8

全国都市問題会議に参加して 

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 800を超える市区で構成されている全国市長会の事業の一環として、都市が抱える課題について話し合う「第81回全国都市問題会議」が鹿児島県の霧島市の霧島市国分体育館で7日、8日と開催されました。この会議には、全国の市区長と市区議会議員及び自治体職員など約2,000人近くが出席し「防災とコミュニティ」について基調講演や報告を聴いたりしました。休憩中は、知人の市長と会話が弾みました。2232-2-%e5%85%a8%e5%9b%bd%e9%83%bd%e5%b8%82%e5%95%8f%e9%a1%8c%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e3%81%ab%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%97%e3%81%a6%e3%80%80

 日本は世界的に見ても災害の多い国でして、昨年一年の世相を表す漢字が災害の「災」という字でした。今年も9月に台風15号が関東を直撃し、10月にも台風19号が上陸し多くの河川が決壊・氾濫し、自然の猛威に見舞われました。正に災害多発の時代になってきたと感じており、今回のテ-マは勉強になるものだと思っております。

 2232-3-%e5%85%a8%e5%9b%bd%e9%83%bd%e5%b8%82%e5%95%8f%e9%a1%8c%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e3%81%ab%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%97%e3%81%a6%e3%80%80最初に、志學館大学人間関係学部の原口泉教授による「鹿児島の歴史から学ぶ防災の知恵」を演題とした基調講演がありました。南九州の江戸時代の災害を振り返ると洪水、台風、旱魃、虫害、疫病のサイクルが繰り返され、火山爆発、地震、津波が被害を増幅させてきたことから薩摩藩では災害リスクを分散するため、4から5戸の農家単位で耕地の割り当てを一定期間ごとに割り替えていた門割制度についての紹介がありました。

 他にも、開催地の中重真一霧島市長から、「霧島市の防災の取組‐火山防災‐」についての報告がありました。火山を有する霧島市では、周辺自治体と火山防災マップを作成するなど、広域で防災対策を進めているという話でした。残念ながら公務の都合で7日だけの出席となってしまいましたが、大変参考になった会議でした。


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