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投稿日時:2014/6/24

埼玉新聞社の教育委員会制度改革に関するアンケート回答

平成26年6月24日(火)

1 首長の権限を強化することについて、どうお考えですか。

  賛成  どちらかといえば賛成  どちらかといえば反対  反対  その他

   首長の権限が強化されることについては、「どちらかといえば賛成」と回答しました。これは、地方教育行政における責任が明確化されることにより、教育課題への迅速な対応が可能になる一方、首長の権限乱用を防ぐため、教科書採択や教職員人事などは教育委員会の専権事項のままとなり、教育行政の政治的中立性が確保されると考えられるからです。

   私は、これまでと同様に教育委員の皆さんとよく話し合いながら、白岡市の教育の振興に努め、本市の児童・生徒さん方が健やかにのびのびと成長されることを望んでいます。

 

2 新「教育長」を設置することについて、どうお考えですか。

  賛成  どちらかといえば賛成  どちらかといえば反対  反対  その他

   新「教育長」の設置については、「どちらかといえば賛成」と回答しました。これは、一般論として教育委員会を代表する教育委員長と実務を総括する教育長とが併存し、責任の所在があいまいな部分もあると考えられるからです。

   このたびの改正法では、教育委員長と教育長との権限を新「教育長」に一本化され、首長にその任免権を持たせたもので、責任体制はこれまでより明確になると考えられます。

   新「教育長」には、学校の教育課程の編成のほか、学校現場で起こる問題の解決など、教育課題への迅速な対応に取り組んでいただきたいと考えています。

 

3 地方の教育行政に国の関与が強まることについて、どうお考えですか。

  賛成  どちらかといえば賛成  どちらかといえば反対  反対  その他

   地方の教育行政に国の関与が強まることについては、「どちらかといえば賛成」と回答しました。これは、このたびの改正法では、文部科学大臣がいじめによる自殺の防止など、児童、生徒等の生命又は身体への被害の拡大又は発生を防止する緊急の必要がある場合に、教育委員会に対して是正・改善の指示ができることが明確化されたものであり、その対象は限定的であると考えられるからです。

 

4 政府提案の改革案に対する考えをお聞かせください。

  賛成  どちらかといえば賛成  どちらかといえば反対  反対  その他

   政府提案の改革案に対しては、「どちらかといえば賛成」と回答しました。これは、このたびの改正法の趣旨は、首長と教育委員会とがこれまで以上に相互に連携・意思疎通を図りながら当該自治体の教育の振興を目指すものであると考えられるからです。

   本市においてはこれまでも、私と教育委員の皆さんとが定期的かつ必要に応じて教育施策に関する重要事項について協議・意見交換を行い、基本的な方向性の共通理解を図ってきました。

このことが改正法で規定されている「総合教育会議の設置」や「大綱の策定」というもので担保されることは望ましいことであると考えています。

 

5 現行の教育委員会制度について何らかの改正が必要と思いますか。

   これについては、必要ないと答えました。

 


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