ブログ

ホームブログ ≫ 蓮田白岡衛生組合議会視察研修会

投稿日時:2013/2/3

蓮田白岡衛生組合議会視察研修会

平成25年2月1日

 各自治体や事業所から排出された焼却灰及び汚泥の適正処理とリサイクルの一層の促進を図ることを目的とし、先端技術を有する民間施設を集積した総合的な資源循環モデル施設である彩の資源循環工場内にある施設を視察しました。

視察地は、埼玉県大里郡寄居町大字三ケ山の彩の国資源循環工場地内です。なお、視察企業の事業内容は次のとおりであります。

   ① よりいコンポスト(株)であります。当社は、し尿汚泥・動植物性残さ等の有機性廃棄物の処理

       に熱エネルギ-や薬剤を使用せず、画期的な「減圧併流発酵技術」により、高品質の有機肥料を

       大量かつ短期間(8日間)、低コストで製造しています。受入能力は、200トン/日です。

   ② (株)埼玉ヤマゼンであります。当社は、各自治体、事業所から排出される焼却灰を原料として

       土木資材(人工砂)を製造しています。焼却、薬剤による安定化に、セメントによる造粒の工程

       を加えることで、水やエネルギ-使用量を抑制しなが ら製品の高い品質を確保しています。

       受入能は,300トン/日です。

   ③ オリックス資源循環(株)であります。当社は、埼玉県のPFI事業により、最新の「ガス化改

       質方式」を採用しています。日量450トンの廃棄物を溶融し、 そこで発生した精製ガスを利用

       することにより高効率発電を行い、余剰電力は電力会 社に販売しております。

   このように、民間企業においては、各自治体より勝る資源循環型社会の形成に大変な企業努力を行っ

   ている姿を見て、自治体の真価が問われること のないようにしないといけないと思いました。

 


この記事は 2013.2.3 に ブログ カテゴリに公開されました。 RSS 2.0 フィードで購読することができます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

▲ ページの先頭に移動